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新カメラ「EOS-1Dx MarkⅡ(CANON)」(2016年4月下旬発売予定)は買いなのか?①機能編

この春(2016年4月下旬)にCANONより、新しくフラッグシップモデル「EOS-1Dx MarkⅡ」が発売予定です。
今回は、そのカメラについて、はたして買い!なのか、現行の1Dxと比較して考えてみたいと思います。

「EOS-1Dx MarkⅡ(キヤノン)」は買いなのか?①機能編

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引用:キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要

まず今回は、その機能面を確認していくことにしましょう。
このカメラですが、前回の1Dxから約4年ぶりの登場となります。4年もの歳月が流れているので、やはりいろいろ変化(進化)しています。その内容について、項目を分けてみていくことにしましょう。

新開発のセンサー搭載

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引用:キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要

新しく開発された、有効画素:約2020万の35mmフルサイズCMOSセンサーになります。1Dxが約1810万画素だったので、200万画素程度のアップになります。
記録画素数としては、1Dxの「5184×3456」から「5472×3648」への上昇になります。
画素数がアップしているにもかかわらず、新たに取り入れられた、高効率フォトダイオード構造や微細化プロセス、カラーフィルターの透過率上昇により、高感度域での画質はさらに向上しています。
1Dxのセンサーとしての高感度画質は、1Ds Mark3と比較して、それほど向上していなかったので、今回こそはと期待できますね。1Dxでも、システムとしての高感度画質は、DIGIC5+の性能に助けられて、非常に綺麗でしたけど、それを上回ってくると想像できます。

 

デュアルDIGIC6+

今回も画像処理のコア部分をデュアル搭載で速度アップを図っています。さらにフロントエンドICについても強化されており、あわせての速度アップで、画素数が増えているのに、連続撮影速度を増やせています。
また、1DxがデュアルDIGIC5+だったので、世代が新しくなり、確実に画質もアップです。5DsRや7D MarkⅡがDIGIC6のデュアルだったのに対して、DIGIC6+となり、それらの機種と比べても、さらに画質アップの可能性があります。
さらに処理機能に余裕があるので、回折補正についても撮影時に可能となりました。
まさに、フラッグシップにふさわしい画像処理エンジンと言えると思います。

 

連続撮影速度の上昇

1Dxが約12コマ/秒だったのが、約14コマ/秒と速くなります。さらにライブビュー時であれば、約16コマ/秒となります。
1Dxでも非常に高速だったので、この最高コマ数の上昇に、どれほどの魅力があるかといわれると、私の撮影対象にはそれほど影響ありません。ですが、速いに越したことはないですからね(笑)。

 

タッチ操作によるAF

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引用:キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要

とうとう、フラッグシップモデルにも、タッチ操作の波が訪れました。背面液晶が、約162万画素のタッチパネル機能付きの液晶モニターとなります。
これにより、タッチ操作でのAFポイント設定が可能となります。
時代はタッチ操作なのですね。私は特に必要としていませんでしたが、タッチ操作が可能なカメラが便利であることは、お散歩カメラとしている別の機種にて確認済みです。
フラッグシップモデルにまで必要かといわれると、わからないところですが、あって困るものでもないです。

 

記憶媒体がCFast2.0対応

記憶媒体については、1DxのCFデュアルから、CFast2.0とCFのデュアルに変更となりました。
CFastの採用は、4k動画のためにという面もあるかもしれません。CFast対応により、exFATフォーマットを自由に使えるようになり、動画の連続撮影時に、4GBの縛りが無くなりますから。
個人的には、SDとのデュアルスロットに戻って欲しかったのですけどね。まあCFは半分残ったのですし良しとしましょう(笑)。

 

AF・AEがブラッシュアップ

約36万画素RGB+IR測光センサーを新開発、さらに、シーン解析専用のDIGIC 6を搭載することで、AF性能、AE性能が向上します。全点F8対応となります。
1Dxでは暗所撮影時にAFが迷うことも多かったのですが、-3EV対応測距となり期待できます。
もちろん、LV(ライブビュー)時には関係ないですけど、私はファインダー撮影がメインなので、嬉しい機能強化です。

 

光学ファインダー

視野率100%、倍率0.76倍のファインダーを搭載しています。
1Dxとの違いとしては、情報表示パネルが新たに有機ELパネル採用となったことでしょう。従来の液晶でも特に問題なかったのですが、有機ELの方が視認性が高いと言われています。

 

信頼性の高いボディ&シャッターユニット

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引用:キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要

フラッグシップモデルらしく、高鋼性で軽量なマグネシウム合金製のボディーとなっています。また、防塵・防滴構造をとっています。

まあ、ここは従来通りです。むしろこうじゃなかったら、ありえないと思うところですね(笑)。
ある程度ぶつけて使っても大丈夫という安心感があります!という気分なだけですけど、液晶部分やレンズをぶつけたら、割れますから。ですが、フラッグシップは、この塊り感が良いのですよね。やっぱり。

さらに、シャッターユニットは、耐久試験で40万回をクリアです。私の使い方でも、100人程度まではなんの問題もなく撮影できるということです。素晴らしい。

 

その他の機能

・GPS内臓
・USB3.0
・Ethernet 1000BASE-T
・カメラ内デジタルレンズオプティマイザ
・セルフクリーニングセンサーユニット
などなど。

 

はい。ひとまず以上です。
私としては、以上により、これは「買い!」の判断をしました。
とりあえず、予約注文しとかないといけませんね。

現時点での最安値は、奈良の「富士カメラ」さんですね。それにほぼ並んで、1円差で、「カメラのキタムラ」さんです。 

富士カメラ:キヤノン EOS-1D X MarkII ボディ【送料無料】予約受付4月下旬発売予定

カメラのキタムラ:キヤノン EOS-1D X MarkII ボディ 《4月下旬発売予定》

 

引用・参考:キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要