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写真のライティング①

今日から2回に分けて、
「写真のライティング」
について考えてみることにします。


何から話したものか。
そうですね、最初はやはり心構えからでしょうか?
ライティングのセッティングを開始する前に、まず考えて欲しいことを書いてみることにしましょう。

 

①「どう写したいのか」

まずしっかり考えてほしいのが、「どう写したいのか」です。
一言でライティングと言っても、実は撮りたいイメージを作る上で、その配光は千差万別になります。
基本的な配置でとか簡単に言われることも多いですが、そもそも基本というのは何に対する基本なのでしょう。そこがはっきりしていないと、ただ撮りましたというだけの写真になってしまうと思います。
自分が撮りたいイメージを固めてからのセッティングが必要です。

下記のことなどを、セッティングを開始する前にしっかりと考えておくことで、ライティングポジションを決めやすくなると思います。
・ローキーにしたいのか、ハイキーにしたいのか、あるいはその中間としたいのか。
・陰影を強くして、印象の強い写真としたいのか、逆に弱くして柔らかいイメージとしたいのか。
・色がしっかりと出る光量をあて鮮やかなものとしたいのか、それとも逆に暗くし、色を出さない方がいいのか。あるいは、フィルターを入れたライトを当て色を追加したいのか。
・ハイライト部分の配置や大きさはどうしたいのか。
・シャドー部分は完全に落とすのか、あるいは、陰影を残すのか。

 

②「被写体および撮影環境に求められる光の性質」

次に考えて欲しいのが、「被写体および撮影環境に求められる光の性質」です。
撮りたいイメージに近づけるために、被写体が女性であれば、肌の状態を綺麗に見せるために、柔らかい光の方が望ましい、被写体が機械などの場合は印象を強めるために陰影が強く出るような光を選択したいといったことです。
この光の性質は、環境によっても変化します。現在被写体が置かれている環境の中で、どういった光が良いのかを考えてからの、セッティングが必要となります。


以上のことをしっかりと考えてから、ライティングを考えることで、より的確に早くセッティングができるようになるのではないかと私は考えています。

 

「写真のライティング②」に続きます>>

写真のライティング②(ライトバリエーションとライティングバリエーション) - Lovely Photo Gallery Blog(ラブリーフォトギャラリーブログ)