ボーナス入ったので、買っちゃいました。「HP ENVY 12 x2」を。半分衝動買いです(笑) 購入後レビューをしてみたいと思います。
「HP ENVY 12 x2」(HP:ヒューレットパッカード)の購入後レビュー
今回購入したのは、日本HPの「ENVY 12 x2」です。購入のきっかけは、Webで情報を見かけて、一目惚れと言ってもいいかもしれません。軽量、長時間稼働、本体やキーボードのデザイン。これ、良いんじゃないの!って思いました。
競合はもちろん、MicrosoftのSurface Proです。あちらも以前から気になってはいたのですが、同様な構成であれば、こちらの方がコスパは高いと思っています。
1.パッケージ開封
さて、まずはパッケージから見てみましょう。今回は、HPのWebサイトから直販で購入しています。
パッケージに直接配送の伝票やらなんやらが貼られてきましたね。私は中身重視なのでそんなに気にしませんけど、減点ですよ(笑)
開けるとまずはセットアップ説明書が、
その下に本体が、
そしてその下に、キーボードカバーが入っています。ロゴはHPのプレミアムシリーズのものになります。
この下には、アクティブペンが入っています。ペンは電池式ですね。
さらには、ACアダプターとパソコン解説書が入っています。
ACアダプターの端子はUSB-Type C です。汎用のものでも利用可能かもしれません。比較的小型なのですが、電源ケーブルがかなりしっかりと太いです。結果、重いです。なので、電源ケーブル部分のみ、もっと小型軽量なのをネットで発注しました。
カバーと本体の合体は、マグネットでちょうど良い位置に自然とスポット張り付きます。カメラレンズの位置もぴったり。バンド等も無いのですけど、特にズレやすそうな感じは一切ありません。
横にはみだしたリング状の部分には、付属のペンを収めることができるようになっています。
2.ENVY 12 x2 の性能
ENVY 12 x2 の性能は下記になります。
CPU | インテル® Core™ i5-7Y54 プロセッサー 1.20GHz-3.20GHz, インテル® スマート・キャッシュ 4MB |
メモリ | 8GB オンボード 1866MHz,LPDDR3 SDRAM |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 615 (プロセッサー内蔵) |
HDD/SSD | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
モニタ | 12.3インチ・WUXGA+ブライトビュー IPSタッチディスプレイ 1920×1280 / 最大1677万色 / 400nit / 188ppi |
カメラ | フロント:HP Wide Vision HD Webcam (約500万画素) / IRカメラ リア:HP 13MP Webcam (約1300万画素) |
LTE | Intel® XMM™ 7360 LTE Advanced(GPS機能付) |
SIM | nanoSIMカードスロット (トレイタイプ) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth4.2 |
スロット | microSDカードスロット (トレイタイプ) |
端子/USB | USB Type-C™3.1 Gen1×2 (電源オフUSBチャージ機能対応 ) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
サイズ | タブレット:約 293 × 209 × 8.5 mm タブレット+キーボードドック:約 293 × 214 × 15.5 mm |
重量 | タブレット:約778g タブレット+キーボードドック:約1.24kg |
電源 | 45W USB Type-C™ スマートACアダプター |
バッテリー | リチウムイオンバッテリ (3セル / バッテリーファストチャージ機能対応 ) 稼働時間:約 17時間 |
CPUはインテルのCore i5-7Y54です。性能的には低いですが、日常的な作業には十分な性能があります。かわりに消費電力が低いことで、長時間稼働に寄与していると思います。
メモリが8GBであること、SSDがPCIe NVMe M.2であることも助けとなって、動画再生も、ワード、エクセル、Photoshopによる画像編集等、複数のアプリケーションを利用していても特に違和感を感じることなく、しかも長時間にわたって利用することができました。
フルに利用中でもファンレスなので、動作音はしません。使用中は全体にほんのりと熱くはなりますが、キーボードドックをつけて利用していれば、キーボードはそもそも熱くなりませんし、膝の上で利用していても、気になりません。
Always Connected PCとして、常時インターネットに接続しての利用を想定されています。LTEモジュールはインテル製、SIMはnanoSIMでSIMフリーす。また、microSDカードが利用できるのですが、両方とも本体側面のスロットに、完全に格納できます。LTEについては、楽天モバイルのSIMを利用していますが、切れている状態からだと繋がるまでには30秒程度かかりますけど、特に問題なく認識してくれています。
本体のみを利用する場合は、778gと非常に軽量ですが、キーボードカバーがしっかりしているかわりに割と重くて、合計で1.24kgとなります。まあ、一般的なモバイルPCという程度の重さです。
3.ENVY 12 x2 のキーボード
今度は、ENVY 12 x2 の特徴のひとつである、キーボードカバーについてみてみましょう。キーボードは英語キー配列になります。英語キーなので、日本語キーボードに慣れていると、キー配置が違うので多少の違和感はあります。そこはまあ慣れるとは思います。キーボードカバーなので、多少はたわみますが、ベースはアルミでしょうか?しっかりとしており、キーストロークもそこそこあります。まずまず入力しやすいと言っても良いと思います。ライトも付いており、暗闇でも利用しやすいです。
上部に機能キーが並んでいますが、ファンクションキーと共有なので、日本語入力の際には、割とファンクションキーをよく使いますけど、fnキーを押して利用することになるので少し不便です。
そこは、BIOSの設定で変更可能なので、さくっと変更しました。起動時に<f10>キーを押してBIOS設定を呼び出して、System Configuration の Action Keys Mods を Disabled に変更しますと、fnキーを押さなくても、ファンクションキーが利用できるようになります。一方で機能キーが利用できなくなりますが、そこはまあ、我慢しましょう。
キーボードと本体とは、マグネットで張り付くようになっています。定位置にしっかりとバチっとはまります。接点部分は浮くようになっており、キーボードカバーの複数の傾きに対応できるようになっています。
4.ENVY 12 x2 のモニタ
モニタは光沢のLED-IPS液晶です。広視野角で、ノートパソコンにしては非常にきれいです。sRGBはほぼカバーしているようです。1920×1280で、フルHDよりさらに多くの情報を表示可能です。標準では文字が150%に設定されていますが、私は125%にして利用しています。100%では、ちょっと細かすぎるかな?というところです。
5.ENVY 12 x2 の評価まとめ
しばらく利用してみての感想ですが、正直に言って気に入りました!使いやすいです。もちろん欠点がないわけではないのですが、特にキーボードはそうですけど(笑)、でも、慣れればこれからの良い相棒になってくれそうです。